不合理なオフィスラブ 〜嫌いな同期との攻防戦〜

「きゃっ!」



乱暴に投げられた衝撃で息をのみ柔らかいベッドが弾む。



慌てて身体を起こそうとする私に、
天宮がスプリングを軋ませながら馬乗りになった。



「んっ、やぁ……」



噛みつくような息もできないキスに。



首筋に顔を埋められて、天宮のふわふわな髪が頬をかすめる。



「ふっ、んっ……」


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