不合理なオフィスラブ 〜嫌いな同期との攻防戦〜

「その真面目ちゃん……藤宮だっけか?それがどうかしたのか?」


「そいつだよ。お前のことが好きって言ってた女子ってのは……」


「はぁ!?」


「いや、だから。お前のこと……」


「マジかよ」



真面目ちゃんこと、藤宮は。
俺の記憶が正しければ、いつもクラスで俺も含め悪ふざけをしている俺たちのことを冷ややかな目で見ていたように思う。


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