不合理なオフィスラブ 〜嫌いな同期との攻防戦〜

居心地の悪さから、気をまぎらわせようと両手を擦りあわせていた私に――。



使い捨てカイロがテーブルの上を滑ってきた。



「えっ」



意味が理解できず視線を天宮に向けると、偉そうな態度で使えと顎で指示された。


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