ライオンの甘いKISS♥【完】
顔になにか感触を感じて
ふと目をあけると


膝の上でライオンは
しっかりと目を覚まし


手をのばしてわたしの頬に
触れていた。


「もう、病室もどらなきゃ」


『そ、そうだね』


体勢を動かそうとすると
ライオンは、伸ばした手を
わたしの後頭部にあてて
グイっと引き寄せ、

ライオンも顔をおこし
ちゅっと唇にキスを落とした。
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