ライオンの甘いKISS♥【完】
「違うよ、キ」

もうひとつの手で、また
口をふさいだ。

キッとにらむと
ククッと笑って
分かった、もう言わない、っていう
ジェスチャーをした。

ゆっくり手をはずすと
その手をライオンが握ってきた。


「何が気に入らないの?」

『全部! 何もかも!』
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