ハルナイロ
ドアが開いて入ってきたのは、栗咲七菜
(くりさきなな)ちゃん
栗色のふわふわな髪の毛でショートボブで、瞳まで栗色のザ、ふんわり少女です
控え目で、クリクリな瞳が可愛いの!
「は~~~い!あ、栗咲さんだよね!
私は、…」
てな感じで、お互いに軽く自己紹介を済ませ、最初の内はぎこちない雰囲気が、一緒に生活している内に徐々に溶け始めた
そんなこんなで4ヶ月が過ぎ、夏休みまであともう少しとなった
「はーーい、これで授業終わります」
キーンコーンカーンコーン
昼休みの訪れを知らせる鐘の音が鳴り響く
「ちょっと、晃!授業終わったよ!!」
今だに寝こけている晃を起こした
「榛ちゃん!テラス行こう!」
そう言って七菜が、私の席まで来てくれた
「そうだね!!行こ行こ!」
私はすぐに立ち上がって、七菜とテラスへ向かった