ハルナイロ
実行委員って…大変そうだし…私パスだ
そう思ってた矢先、先生が隣で授業始まってから早々に寝続けている晃に注目した
「じゃあ、立候補者誰もいないので、まだ寝ている晃と、ついでに隣の榛名にお願いしたいと思いますっ!」
え?!ちょ!待って待って!!わ、私?!
それも晃がいつまでも寝ているせいで…!
私は皆の拍手の中一人、晃を恨めしそうに見つめたのであった
結局授業が終わるまで起きず、それまで私が一人で話し合いを進行した
彼がその事実を知るまで、そこまで時間はかからなかった