君にあずけたもの
汚れた手が、
私の胸や 足に触れる


…やめて…

…お願い…助けて… 陸 …

不思議な事に
私は 目をしっかり
見開いたままだった…
そして、私の視界には不適な笑みを浮かべた男達、二人がいる。

一人は ベルトを
片手で外そうとしている…。



…もう ダメだ…



そう、諦めかけた時。

私の視界にもう一人
入ってきた。


(…陸…?)



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