君にあずけたもの
『さてと…時間も無いことだし。次いくか』

「あ…う、うん」


『気持ちの準備はできてるか』

その言葉で
次へ行く場所がどんなところかある程度は想像がついた。


大丈夫。
私なら大丈夫。

どうしても知りたいから知りに行くんだ。

このままじゃ嫌だから……

「連れてって…」


『よっしゃ』

そう言って
また光の中へ私達は消えた…
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