君にあずけたもの
『システム2はだな…生きてる人間に触るなっ!お前を大事に思ってる人間には特に触るな!』

「もし…触ったら?」さっき母に触れようとした時に、少し何か言ってたような…

『とにかく触らなければいいんだよ!危険だからなっ!わかったか?』

なんかムカつく!
こいつ、どうせ 同じ歳のくせに~

『俺は1131歳だ!』

「はっ?」

いったいどんな単位で歳とんだよっ!

『それから、システム3。逝くときは時間厳守!!どんな理由があってもだ!』
「なんでよっ」
イライラして
ちょっと強い口調になった私。

『遅刻したら俺がペナルティくらうんだよ!減給だしなっ』

…サラリーマンかよっ
「なんであんたのために時間まもんなきゃいけないわけ?」

『一生、生まれ変われないからな…』

…えっ?…

要の口調が変わった。


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