君がどんなに振り向かなくても好きだよ
「ねえ、聞いてんの」
その一言で我に帰る
危なかった、一瞬自分の世界に入ってた
「あぁ、ごめん。やっぱり聞いてちゃマズかった?」
「チッ」
そんな可愛い顔をしながらも眉間にしわを寄せて舌打ちをする姿になぜかキュンとくる
可愛いなぁ
とほのぼの思っている俺に
「今のは全て忘れろ」
と訳のわからないことを言われたことで元の世界に戻る
「何言ってんの?」
彼女の顔はさっきと変わらず不機嫌だ
「忘れろって言ってんだよ。ばか!もし私の知り合いにでもばれたら今まで偽ってきたことが台無しになんじゃん!」
それを聞いて気づいた
彼女が言っているのは電話相手に切れていたことではなく自分が偽っていたことを知れるのが嫌だと言っていることに
だということは今彼女が忘れろと言っているのは彼女のその性格のこと
なんだ、俺に偶然見られたってだけで別になんとも思ってないのか
電話相手にはあんなにも自分のありのままの姿をさらけ出していたというのに俺にはしないんだ
まぁ、赤の他人なんだからそうなんだけど
なんだかイライラする
その一言で我に帰る
危なかった、一瞬自分の世界に入ってた
「あぁ、ごめん。やっぱり聞いてちゃマズかった?」
「チッ」
そんな可愛い顔をしながらも眉間にしわを寄せて舌打ちをする姿になぜかキュンとくる
可愛いなぁ
とほのぼの思っている俺に
「今のは全て忘れろ」
と訳のわからないことを言われたことで元の世界に戻る
「何言ってんの?」
彼女の顔はさっきと変わらず不機嫌だ
「忘れろって言ってんだよ。ばか!もし私の知り合いにでもばれたら今まで偽ってきたことが台無しになんじゃん!」
それを聞いて気づいた
彼女が言っているのは電話相手に切れていたことではなく自分が偽っていたことを知れるのが嫌だと言っていることに
だということは今彼女が忘れろと言っているのは彼女のその性格のこと
なんだ、俺に偶然見られたってだけで別になんとも思ってないのか
電話相手にはあんなにも自分のありのままの姿をさらけ出していたというのに俺にはしないんだ
まぁ、赤の他人なんだからそうなんだけど
なんだかイライラする