君がどんなに振り向かなくても好きだよ
なぜそうなんの?
それより
「俺男だよ?」
体の関係を持ってないとはいえ、俺だってそう言うのには興味がある
男だし
なのに智世ちゃんはそこがわかっていない
「うん、知ってるけど?」
それがなに?とでも言うかのような顔
本当にわかっていない
「俺男だから襲ったりするかもよ?あ、でも家族とかいるから大丈夫か」
そうだよなぁ
大家さんに追い出された時から女の子の家に泊めてもらってた日々だったけど
いつも親居なかったから気づかなかった
そうだった
よかった
そんな安心している俺に智世ちゃんは
「いないよ。私一人暮らしてるから」
と気にしてないかのようにごく自然に言った
ん?
「なら、尚更ダメじゃん!本当に俺に襲われるよ?」
「へぇ〜そうなんだ」
智世ちゃんはいかにも興味なさげに棒読みで言う
「え、それだけ?」
「うん、一緒に住むだけだし」
淡々と話す
「いや…まぁ、そうなんだけど」
それはそれで傷つく
男として見られてないところが
少しぐらい意識してくれたっていいじゃん
「それにもし襲われたら全力で男の大事なところもぎ取るって決めてるから」
そういう彼女の目は冗談を言っている目ではなく本気で取りに来ようとする目だった
あ、…あぁ、そういうこと
「そりゃあ誰も襲う気になれないね」
「でしょ」
想像しただけでもゾッとする
そんなことを聞いて襲う男はいないと思う
少なくとも俺は襲う気に離れないなぁ
痛いの嫌いだし
「じゃあ来る?」
「うん」
それより
「俺男だよ?」
体の関係を持ってないとはいえ、俺だってそう言うのには興味がある
男だし
なのに智世ちゃんはそこがわかっていない
「うん、知ってるけど?」
それがなに?とでも言うかのような顔
本当にわかっていない
「俺男だから襲ったりするかもよ?あ、でも家族とかいるから大丈夫か」
そうだよなぁ
大家さんに追い出された時から女の子の家に泊めてもらってた日々だったけど
いつも親居なかったから気づかなかった
そうだった
よかった
そんな安心している俺に智世ちゃんは
「いないよ。私一人暮らしてるから」
と気にしてないかのようにごく自然に言った
ん?
「なら、尚更ダメじゃん!本当に俺に襲われるよ?」
「へぇ〜そうなんだ」
智世ちゃんはいかにも興味なさげに棒読みで言う
「え、それだけ?」
「うん、一緒に住むだけだし」
淡々と話す
「いや…まぁ、そうなんだけど」
それはそれで傷つく
男として見られてないところが
少しぐらい意識してくれたっていいじゃん
「それにもし襲われたら全力で男の大事なところもぎ取るって決めてるから」
そういう彼女の目は冗談を言っている目ではなく本気で取りに来ようとする目だった
あ、…あぁ、そういうこと
「そりゃあ誰も襲う気になれないね」
「でしょ」
想像しただけでもゾッとする
そんなことを聞いて襲う男はいないと思う
少なくとも俺は襲う気に離れないなぁ
痛いの嫌いだし
「じゃあ来る?」
「うん」