南くんの花嫁( 猛 烈 修 行 !! )
「……いいの?このままで」
心配そうに私の顔を覗き込んで、親身になってくれる茉央ちゃんがいなかったら。
そう思うと、ゾッとする。
茉央ちゃんがいなかったら、私の心は完全に壊れていたと思うから。
「でも、瀬那にも瀬那の考えがあるだろうし。……たった1ヶ月離れたくらいで弱気になって、メソメソして、何も手につかなくなるような私じゃ、これから先、瀬那のお嫁さんなんて務まらない……って」
そう、自分に言い聞かせて毎日頑張ってるんだ。
瀬那に会いたい。
瀬那の声が聞きたい。
瀬那の温もりを感じたい。
その全部の衝動を、瀬那が好きっていう、私の中の何より強い絶対的な気持ちでねじ伏せている。
このままでいいわけ、ない。
だけど、瀬那は私と違って無駄なことはしないはず。こうして距離を置くのだって、ちゃんとした考えがあるんだよね?
……いやでも、私との結婚を本気で考え直すための時間だったら?
やだ……やだやだ!!!
「茉央ちゃん、私どうしたらいい!?」
頭の中で同じことばかり繰り返して、結局行き着く先は”瀬那と別れるのは嫌”ってこと。
心配そうに私の顔を覗き込んで、親身になってくれる茉央ちゃんがいなかったら。
そう思うと、ゾッとする。
茉央ちゃんがいなかったら、私の心は完全に壊れていたと思うから。
「でも、瀬那にも瀬那の考えがあるだろうし。……たった1ヶ月離れたくらいで弱気になって、メソメソして、何も手につかなくなるような私じゃ、これから先、瀬那のお嫁さんなんて務まらない……って」
そう、自分に言い聞かせて毎日頑張ってるんだ。
瀬那に会いたい。
瀬那の声が聞きたい。
瀬那の温もりを感じたい。
その全部の衝動を、瀬那が好きっていう、私の中の何より強い絶対的な気持ちでねじ伏せている。
このままでいいわけ、ない。
だけど、瀬那は私と違って無駄なことはしないはず。こうして距離を置くのだって、ちゃんとした考えがあるんだよね?
……いやでも、私との結婚を本気で考え直すための時間だったら?
やだ……やだやだ!!!
「茉央ちゃん、私どうしたらいい!?」
頭の中で同じことばかり繰り返して、結局行き着く先は”瀬那と別れるのは嫌”ってこと。