アオハル
「ポテト盛りと、コーヒーソフト1つづつください。」

「んー、えっとぉ」
愛夢実はいつもこう。
ベルを押したのは愛夢実なのにいざとなったら悩み出す。優柔不断だ。

「もうっ!店員さん困ってるから早くぅ〜」
いつもこのパターン。

「ごめんっ、えっとぉ
えぇーーー…いちごソフトで!」

「それだけ悩んでそれかいっ!」
愛夢実のこういうとこが好きだ。

「お待たせしました〜」
やっとご飯にありつけた。
嬉しすぎて店員の手から奪うように食べた。
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