Secret answer ~キミノトリコ~
「あれ?どっかで見たことあるような…」
「あ、ライブに来てた人じゃない?」
あぁ、私…間違った?
天使(音くん)からの上目遣いの誘いに、思わず二つ返事をした私。
連れられるままに車に乗り込んだものの…そこに待ち受けていた光景にいろんな意味で自分が浅はかだったと反省していた。
えーっと、たしか。
細身の眼鏡をかけたこの人が実彩子先輩の好きな響くんで…
こっちのコミュ力が高そうな笑顔の人が、楽くん。
「そんな緊張しなくても、俺たち取って食べたりしないから大丈夫だよ」
「あ、はは…そういうわけじゃ…」
まぁ、正直そういう心配もなくはない。
だってそーちゃんのことは知っているとはいえ、残りの4人とは今日初めて会ったわけで。
…まぁこちらから一方的にお目にかかったことは何回かあったけど。
「はは、まぁみんな筋は通ってるからそこは安心して。みんな仕事も仕事だしね」
「あ、はい…」
「あと10分くらいで着くから、それまでリラックスしててね」
運転席から声を掛けてくれた律さんはさすが一番年上なだけあって、言葉に安心感はある。
だけど…
狭い車内の中で四方八方をキラキラしたイケメンに囲まれて、さすがにリラックスできる気はあまりしない。
「あ、ライブに来てた人じゃない?」
あぁ、私…間違った?
天使(音くん)からの上目遣いの誘いに、思わず二つ返事をした私。
連れられるままに車に乗り込んだものの…そこに待ち受けていた光景にいろんな意味で自分が浅はかだったと反省していた。
えーっと、たしか。
細身の眼鏡をかけたこの人が実彩子先輩の好きな響くんで…
こっちのコミュ力が高そうな笑顔の人が、楽くん。
「そんな緊張しなくても、俺たち取って食べたりしないから大丈夫だよ」
「あ、はは…そういうわけじゃ…」
まぁ、正直そういう心配もなくはない。
だってそーちゃんのことは知っているとはいえ、残りの4人とは今日初めて会ったわけで。
…まぁこちらから一方的にお目にかかったことは何回かあったけど。
「はは、まぁみんな筋は通ってるからそこは安心して。みんな仕事も仕事だしね」
「あ、はい…」
「あと10分くらいで着くから、それまでリラックスしててね」
運転席から声を掛けてくれた律さんはさすが一番年上なだけあって、言葉に安心感はある。
だけど…
狭い車内の中で四方八方をキラキラしたイケメンに囲まれて、さすがにリラックスできる気はあまりしない。