傷つけたいほどに憎み、輝く君を思う
「お前のもともと持ってた何色にも染まれる表現力と魂込めた歌声で、ファンも相当増えた」
あいつがShinneylineの新しいボーカルになって、今までのバンドではあまりできなかったバラードも生まれ、新しいファンが増えたことも確かだった。
「この間だって後先考えず、ただ必死に俺たちのこと庇っただろ?もう、お前は立派Shinneylineの一員なんだ」
いつしか、初めて出会ったころの不真面目な最低女ではなく、あいつなりに反省しながら日々成長し、磨かれ、このバンドのメンバーとしてふさわしい存在になっていた。
あいつはしばらく黙り込んでいた。
数分して、虚ろだった目の色が輝きを取り戻し、息を吸いこんでいった。
「私…取材うける…」
「…わかった…」
あいつがShinneylineの新しいボーカルになって、今までのバンドではあまりできなかったバラードも生まれ、新しいファンが増えたことも確かだった。
「この間だって後先考えず、ただ必死に俺たちのこと庇っただろ?もう、お前は立派Shinneylineの一員なんだ」
いつしか、初めて出会ったころの不真面目な最低女ではなく、あいつなりに反省しながら日々成長し、磨かれ、このバンドのメンバーとしてふさわしい存在になっていた。
あいつはしばらく黙り込んでいた。
数分して、虚ろだった目の色が輝きを取り戻し、息を吸いこんでいった。
「私…取材うける…」
「…わかった…」