砂漠の酒盛りに迷いこんだ猫
ある朝、ネモの家に一通の手紙が届きました。
「わあ、お母さんからだ!」
ネモのお母さんは植物図鑑を作るために、世界中を旅している学者さんです。
新しい苔を見つけたり、珍しい花の標本を作ったり、とても忙しいのでした。
ネモはいそいそと手紙を開きました。
そこには懐かしいお母さんの字で、こう書いてありました。
『かわいいネモ。庭の矢車菊が咲く頃にはいったん家に戻れそうです』
これにはネモも大喜び。
だってお母さんが大好きですから。
「嬉しいなぁ。最後に帰ってきたのは2年前かな? 3年前だったかな?」
ネモは手紙を胸に押し当てて、ぴょんぴょん飛び跳ねました。
「わあ、お母さんからだ!」
ネモのお母さんは植物図鑑を作るために、世界中を旅している学者さんです。
新しい苔を見つけたり、珍しい花の標本を作ったり、とても忙しいのでした。
ネモはいそいそと手紙を開きました。
そこには懐かしいお母さんの字で、こう書いてありました。
『かわいいネモ。庭の矢車菊が咲く頃にはいったん家に戻れそうです』
これにはネモも大喜び。
だってお母さんが大好きですから。
「嬉しいなぁ。最後に帰ってきたのは2年前かな? 3年前だったかな?」
ネモは手紙を胸に押し当てて、ぴょんぴょん飛び跳ねました。