砂漠の酒盛りに迷いこんだ猫
布団の向こうに
「ようし、こうなったらやけくそだ!」
ネモは鼻息荒く、地団駄を踏みました。
「お母さんの言いつけを全部破ってやるんだ!」
おやおや、ネモはそう言うとどたどたと台所へ走っていきました。
今日の晩御飯は自分の好きなものばかり。それもとんだお行儀の悪さで食べようというのです。
脂のしたたる骨つき肉に、ナイフも使わずかぶりつきます。
大好きなぶどう酒をたらふく飲み、テーブルクロスにシミを作ってしまいました。
そして大きなショートケーキにぶすりとフォークをさし、丸ごとたいらげてしまいました。
お母さんに『よく噛んで食べるように』と教わったのに、今夜のネモはまるで蛇がカエルを丸呑みするようでした。
「げふ!」
大きなゲップをして、ネモはくすくす笑います。
「お行儀悪いって楽しいかも!」
ネモは鼻息荒く、地団駄を踏みました。
「お母さんの言いつけを全部破ってやるんだ!」
おやおや、ネモはそう言うとどたどたと台所へ走っていきました。
今日の晩御飯は自分の好きなものばかり。それもとんだお行儀の悪さで食べようというのです。
脂のしたたる骨つき肉に、ナイフも使わずかぶりつきます。
大好きなぶどう酒をたらふく飲み、テーブルクロスにシミを作ってしまいました。
そして大きなショートケーキにぶすりとフォークをさし、丸ごとたいらげてしまいました。
お母さんに『よく噛んで食べるように』と教わったのに、今夜のネモはまるで蛇がカエルを丸呑みするようでした。
「げふ!」
大きなゲップをして、ネモはくすくす笑います。
「お行儀悪いって楽しいかも!」