君の声が聞きたい
さっきから俺は松田と話しているのが楽しいと思ってしまう
だから、松田が俺のことどう思っているのかが気になった
《別に嫌いじゃないよ
だって朝日くんはあの南ちゃんの幼なじみだから
南ちゃんは喋れない私でも友達になってくれた子だから♪》
俺に文字を見せる松田はさっきよりもとっても笑顔だった
それほど松田にとっては南は大切な存在なんだと分かった
「そっか。
それほど松田は南のこと好きなんだな」
“うん!”
そう言ってるように頷いた