君の声が聞きたい


「失礼しました」



先生に終わったことを告げ、職員室から出た俺達



もう6時か



外も少し暗い



「もう遅いから送って行く」


そう言うと松田は



《そんなの悪いからいいよ!!》



と打ったのを見せてきた



めんどくせぇ


「いいからお前はおとなしく送られとけ」


少し無理やりではあったけど松田は頷いた



松田を送っているときに気づいたことがあった



松田の家までは同じ方向にあるみたい



で、最終的に俺ん家に行く道で右に曲がるところを松田の家は左らしい


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