君はいないのに今日も空は綺麗で、僕は泣いてしまった。



この早すぎる2ヶ月間。



俺たちは、時間の許す限り、文字通りずっと一緒にいた。


冬休みはもちろん休日も平日も、できるだけ一緒にいた。


それは逢だけじゃなくて、友人たちも家族もそうだ。




“さよならの準備”




それは言葉じゃとても表せないほど難しく、周りの人たちの優しさを感じるたびに、泣いてしまいそうになった。


俺に出来る限りのことをした。



手紙を書いた。


普段から感謝を伝えるようになった。


自分の想いを伝えるようになった。




俺は幸せだと、伝えるようになった。


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