青春日和。
いつからか、こうして四人でご飯を食べるようになった。
そこへ
?「隣いいかな?」
『あ、はい…って、五十嵐くん?』
私の隣にやってきた五十嵐裕也と
里「じゃあ里菜こっち。」
大智の隣にやってきた五十嵐里菜
結「げ…。」
結衣が明らかに嫌な顔をする。
結 沙 裕
■■■■
木 大 里
↑こんな感じ。
木「かわいぃ~。」
隣で木更津が呟く。
『…あ、紹介するね、あたしの親友の結衣と、大智の親友の木更津くん。』
私は慌てて話をした。
裕「どうも。五十嵐裕也です。」
里「五十嵐里菜でーす。体育疲れたねー。」
裕「大智バスケもできるんだな。すげーうまかった。」
里「里菜も見てたー!かっこよかったー!」
大「あぁ、どーも。」
里「大智くんはぁ、兄弟とかいるの?」
盛り上がる里菜たちを目の前に結衣が耳打ちしてくる。
結「なに?あれ。なんなの?大智って。馴れ馴れしい。」
『はは…ま、いいんじゃない?』
自然と顔が引きつるのがわかった。
裕「ねぇ沙奈ちゃん。」
『あ、はい。』
あたしは笑顔で振り向く。
裕「今度映画行かない?洋画好き?」
『え…。』
一瞬沈黙になった。
結衣が木更津と目を合わせる。
結「ちょっと…。」
木「これってさぁ…。」
裕「デートしない?俺と。」
あたしはペットボトルを持ったまま固まった。
ー