BIRD KISSーアトラクティブなパイロットと運命の恋ー
5.グッデイ
金曜日は、なんだかんだと仕事が多い。
日課である入院・外来患者のカウンセリングに加え、週明けの準備もする。
月穂は、少しずつ患者を担当しているが、カルテ記入などまだ不慣れな点もあり、効率よく作業するまでにはまだまだだ。
気づけば定時の五時半をとうに超え、六時過ぎ。
いつもにも増して真剣な面持ちで仕事に向かう月穂を見て、花田が心配そうな声で言った。
「大和さん、まだ終わらないの? 大丈夫?」
「あっ。すみません。もう終わりますので」
「そう。UALと行ったり来たりと大変だと思うから、せめて週末はゆっくりしてね」
月穂は「はい」とにこやかに答え、業務に戻る。
急がなければ。
その一心で、目の前の仕事に集中する。
どうにか自分のすべき仕事を片付け終えて時計を見ると、もう七時半を過ぎていた。
日課である入院・外来患者のカウンセリングに加え、週明けの準備もする。
月穂は、少しずつ患者を担当しているが、カルテ記入などまだ不慣れな点もあり、効率よく作業するまでにはまだまだだ。
気づけば定時の五時半をとうに超え、六時過ぎ。
いつもにも増して真剣な面持ちで仕事に向かう月穂を見て、花田が心配そうな声で言った。
「大和さん、まだ終わらないの? 大丈夫?」
「あっ。すみません。もう終わりますので」
「そう。UALと行ったり来たりと大変だと思うから、せめて週末はゆっくりしてね」
月穂は「はい」とにこやかに答え、業務に戻る。
急がなければ。
その一心で、目の前の仕事に集中する。
どうにか自分のすべき仕事を片付け終えて時計を見ると、もう七時半を過ぎていた。