誠の華−ユウガオ−
「本当に大丈夫?ちゃんと大人しく寝ててよ?」
「分かったって。雪は心配しすぎ。そのうち姉上みたいに…アデッ」
最後まで言う前に額を弾いておいた。
朝の巡察は総司の体調が優れず急遽夜巡察の四番隊と交代して貰った。
組長が源さんだった為、快く受け入れてもらえた。
だが夕方を過ぎても総司の具合は良くならなかった。
「私の事は心配しないでね。これでも今は総司の次に強いんだからね!」
一君が組みを抜けた今は私が総司に続いて二番目に組みで強い。