妻時々愛人
6章 家族
姉弟
ピンポーン
チャイムの音に理穂は顔を上げた。
・・・?
「はい」
念のためチェーンロックをかけてドアを開ける。
「姉ちゃん・・」
そこには斗真の姿。
「斗真!どうしたの?」
斗真は今にも泣き出しそうだった。
「俺たち・・どうすればいい?」
「どうすればって・・」
困惑する理穂は、その時初めて斗真の後ろに立つ陽子に気づいた。
陽子が小さく頭を下げる
「――とりあえず、中入って」
チャイムの音に理穂は顔を上げた。
・・・?
「はい」
念のためチェーンロックをかけてドアを開ける。
「姉ちゃん・・」
そこには斗真の姿。
「斗真!どうしたの?」
斗真は今にも泣き出しそうだった。
「俺たち・・どうすればいい?」
「どうすればって・・」
困惑する理穂は、その時初めて斗真の後ろに立つ陽子に気づいた。
陽子が小さく頭を下げる
「――とりあえず、中入って」