崩れる絆
6⃣
✩✩残りの人生
家を出て二週間後に寛より
『離婚届提出しました。』
と、連絡が来たので
『ありがとうございました。』
と、返信してから
新居の生活も落ち着き
離婚も成立した事を両親に知らせた。
母は、心配していたが
父は、
「いつでも帰ってきなさい。」
と、言ってくれた。
瑛士は、各国を回っていて
LINEに返信出来なかったと
連絡がきたから
「ごめんね。
お父さんと離婚が成立しました。
相談しなくてごめん。
親権について、お父さんから
連絡があると思うけど。」
瑛士は、
「離婚の事、本気だったの?
新しい住所が、書いてあたから
別居するのかと。」
と、言われたので
全てを話した。
「そう、そんなことが·····
母さん、ごめんね
辛いときに側にいてあげれなくて」
と、言う瑛士に
「ううん、大丈夫。
母さんは大丈夫だから
瑛士は、自分のことだけを
考えなさい。」
と、伝えてその後は
今の様子とかを色々話した。
瑛士は、親権を私にと言い
名字も私の名字に変えることに。
私は、佐川 晶
瑛士は、佐川 瑛士 となった。
純夏さんに報告すると
『晶の思うように生きて
幸せになるんだよ。』
と、LINEがきた。
私は特別な事は
するつもりもなく
仕事をやりながら
残りの人生をゆっくり
過ごしたい
そう思っていた。