初恋はかないませんでしたが、新たな恋をみつけました。
「雅也くん、楽しくないの?」








「っ…だからその上目遣いにうるうるな目…」








「??」








「?もしかして綺月、熱ある?」








「そんなのないよ~」










とか言ってる綺月のおでこを触ると、どう考えても熱がある熱さ。








「えーっと体温計は…っと」








近くの引き出しから体温計を取り出し、綺月にごめんと言ってすこしボタンを外し、体温計を脇に挟む。








< 111 / 183 >

この作品をシェア

pagetop