初恋はかないませんでしたが、新たな恋をみつけました。
「はぁはぁはぁはぁ…」








「雅也くん?」








雅也くんが心臓のあたりをおさえながら苦しそうにしている。








「雅也くん!雅也くん!!」








涙声になりながら雅也くんと連呼して、雅也くんに近づく。








「雅也くんっ!…あ、救急車!!」








私は急いで119に電話をする。








電話をしてから少しして救急車が到着した。








「雅也くん!」








私は雅也くんと一緒に救急車に乗る。








涙が止まらなくて、もうどうしたらいいんだろう…








あ、雅也くんのお母さんに電話!








私は運良くつきっぱなしだった雅也くんの携帯を使って、震える手で雅也くんのお母さんに電話をかけた。








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