初恋はかないませんでしたが、新たな恋をみつけました。
「あぁ。ごめんな。」








「ううん、雅也くんは、しっかり頑張ってね!手術のリスクなんかに負けないで、元気に帰ってきてね!」








「おぅ!ありがとな」








「うん!…で、出発はいつなの?」








「まだ正確な日時は決まってないけど、出来るだけ早めに行くつもり」








「そっかぁ…」








「できれば、3年になる時には帰ってきたくてさ。学校には母さんが行ってくれて、1組だから留年の心配はないから頑張ってこいって言われたらしい。」








「そっか、じゃあ一緒に卒業できるね!」








「おぅ!綺月もちゃんと元気でいろよっ」








「うん!」








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