婚約破棄するつもりでしたが、御曹司と甘い新婚生活が始まりました
まるで私で実験してるみたい。
「瑠璃にしては機転のきいた返しだね。なるほど、赤ってことは、瑠璃は酸性だったのか」
顎に手をやり、彼は真剣な顔で呟く。
そんな彼に、眉間にシワを寄せ突っ込んだ。
「……私で遊ばないでよ」
「ごめん。瑠璃が相手だと飽きなくって。次、俺に塗って」
彼が当然のように日焼け止めを手渡してきて、ギョッとした。
「ええ〜!私が塗るの?」
「他に誰が塗るの?」
彼はポーカーフェイスで聞いてくる。
……確かに誰もいない。
「……やります」
仕方なく引き受ける。
ハーッと息をついている間に、玲人君はビーチチェアに横になった。
彼はクォーターで元々肌は白いんだけど、適度に運動しているせいか綺麗に日焼けしているし、均整のとれた身体をしていてつい見惚れてしまう。
「瑠璃にしては機転のきいた返しだね。なるほど、赤ってことは、瑠璃は酸性だったのか」
顎に手をやり、彼は真剣な顔で呟く。
そんな彼に、眉間にシワを寄せ突っ込んだ。
「……私で遊ばないでよ」
「ごめん。瑠璃が相手だと飽きなくって。次、俺に塗って」
彼が当然のように日焼け止めを手渡してきて、ギョッとした。
「ええ〜!私が塗るの?」
「他に誰が塗るの?」
彼はポーカーフェイスで聞いてくる。
……確かに誰もいない。
「……やります」
仕方なく引き受ける。
ハーッと息をついている間に、玲人君はビーチチェアに横になった。
彼はクォーターで元々肌は白いんだけど、適度に運動しているせいか綺麗に日焼けしているし、均整のとれた身体をしていてつい見惚れてしまう。