婚約破棄するつもりでしたが、御曹司と甘い新婚生活が始まりました
自分のお腹に回されている彼の手がまるで自分のもののように思える。
これで彼にもっと近づけたって実感出来た。
劇的に変わったというわけではないんだけど……、肌が触れ合うことで愛されてるって感じた。
玲人君はまだ眠ってるみたいだし、私ももう一回寝よう。
ゆっくりと目を閉じると、彼が私の髪を撫で、弄ぶ。
ん?
玲人君、起きた?
そう思って時、彼の囁きが聞こえた。
「好きだよ」
……これは、夢じゃないよね?
確かに『好きだよ』って彼は言った。
でも、もう一度聞かないと確信出来ない。
ガバッと身体を反転されて、彼と向き合った。
「今のもう一回言って!」
彼の両肩を掴んでお願いすると、彼はとびきり甘い顔で囁いた。
「瑠璃が好きだよ」
ジーンと胸が熱くなる。
ついにはっきりと聞いたよ。
私の妄想でも、夢でもない!
これで彼にもっと近づけたって実感出来た。
劇的に変わったというわけではないんだけど……、肌が触れ合うことで愛されてるって感じた。
玲人君はまだ眠ってるみたいだし、私ももう一回寝よう。
ゆっくりと目を閉じると、彼が私の髪を撫で、弄ぶ。
ん?
玲人君、起きた?
そう思って時、彼の囁きが聞こえた。
「好きだよ」
……これは、夢じゃないよね?
確かに『好きだよ』って彼は言った。
でも、もう一度聞かないと確信出来ない。
ガバッと身体を反転されて、彼と向き合った。
「今のもう一回言って!」
彼の両肩を掴んでお願いすると、彼はとびきり甘い顔で囁いた。
「瑠璃が好きだよ」
ジーンと胸が熱くなる。
ついにはっきりと聞いたよ。
私の妄想でも、夢でもない!