婚約破棄するつもりでしたが、御曹司と甘い新婚生活が始まりました
「苦節二十二年。じっと待った甲斐がありました」
「瑠璃、思考がダダ漏れなんだけど。『苦節二十二年』って何?」
玲人君がククッと笑う。
「だって、玲人君は私のことなんか好きじゃないってズーッと思ってたんだよ」
「ああ。俺は瑠璃が寝てる時にいつも言ってたけどね」
え?そうなの?
「それっていつから?」
「さあ、いつからだろうな。俺の願掛けみたいになってて。『瑠璃が他の男のところに行かないように』ってね」
玲人君が蕩けるような笑みを浮かべる。
ひょっとして私がずっと夢だと思ってたのって、玲人君が本当に言った言葉なんじゃあ。
「『あんなにいっぱい愛を囁いた』って本当だったんだ」
「そう言うこと。今日はこのままベッドで過ごす?それとも、海亀と熱帯魚に餌あげに行く?」
男の色香を漂わせ、玲人君は私の頰にキスしながら私を誘惑してくる。
「瑠璃、思考がダダ漏れなんだけど。『苦節二十二年』って何?」
玲人君がククッと笑う。
「だって、玲人君は私のことなんか好きじゃないってズーッと思ってたんだよ」
「ああ。俺は瑠璃が寝てる時にいつも言ってたけどね」
え?そうなの?
「それっていつから?」
「さあ、いつからだろうな。俺の願掛けみたいになってて。『瑠璃が他の男のところに行かないように』ってね」
玲人君が蕩けるような笑みを浮かべる。
ひょっとして私がずっと夢だと思ってたのって、玲人君が本当に言った言葉なんじゃあ。
「『あんなにいっぱい愛を囁いた』って本当だったんだ」
「そう言うこと。今日はこのままベッドで過ごす?それとも、海亀と熱帯魚に餌あげに行く?」
男の色香を漂わせ、玲人君は私の頰にキスしながら私を誘惑してくる。