婚約破棄するつもりでしたが、御曹司と甘い新婚生活が始まりました
「……エレベーターに乗ったら、彼が乗り込んできて、キスされそうになったの。引っ叩いて防いだけど……。玲人君があそこにいてくれて良かった」
「俺も売店に行こうと思ってエレベーターを待っていたんだ」
玲人君は私の身体を強く抱き締める。
「もう大丈夫だよ」
彼が私の耳元で優しく囁く。
「うん」
玲人君の背中に腕を回すと、その温もりに安堵しながら頷いた。
☆
「うわあ〜、ここも絶好ロケーション」
灯台の展望台から眺める景色に、思わずうっとり。
目の前にはコバルトブルーの綺麗な海が広がっている。
「右手が太平洋、左手にあるのが東シナ海だって」
玲人君がスマホで調べた情報を口にした。
「ヘェ〜、ふたつの海を一度に見られるんだね。ねっ、あれ魚じゃない?」
キラリと光る魚影を見つけ、興奮しながら玲人君の腕を掴んだ。
「俺も売店に行こうと思ってエレベーターを待っていたんだ」
玲人君は私の身体を強く抱き締める。
「もう大丈夫だよ」
彼が私の耳元で優しく囁く。
「うん」
玲人君の背中に腕を回すと、その温もりに安堵しながら頷いた。
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「うわあ〜、ここも絶好ロケーション」
灯台の展望台から眺める景色に、思わずうっとり。
目の前にはコバルトブルーの綺麗な海が広がっている。
「右手が太平洋、左手にあるのが東シナ海だって」
玲人君がスマホで調べた情報を口にした。
「ヘェ〜、ふたつの海を一度に見られるんだね。ねっ、あれ魚じゃない?」
キラリと光る魚影を見つけ、興奮しながら玲人君の腕を掴んだ。