婚約破棄するつもりでしたが、御曹司と甘い新婚生活が始まりました
すると、大きなダイヤの指輪が七色に輝いていて、目が釘付けになった。
センターダイヤの周りにも小さなダイヤが散りばめられ、それはまるでパリのノートルダム寺院の『バラの花』と呼ばれているステンドグラスのよう。
「綺麗」
ホーッと見惚れていたら、玲人君が嬉しそうに笑った。
「気に入ってくれたようで良かった」
玲人君は箱から指輪を取り出すと、私の左手を取って、薬指にはめていく。
「サイズはピッタリだな」
「指輪……いつ買ったの?」
「瑠璃がここに引っ越してくる少し前だよ。婚約はしてるけど、瑠璃には実感が必要だしね」
悪戯っぽく目を光らせ、彼は念押しする。
「……ありがとう!すごく嬉しい!」
感極まって玲人君に抱きつくと、彼は私の背中に手を回して優しく微笑んだ。
センターダイヤの周りにも小さなダイヤが散りばめられ、それはまるでパリのノートルダム寺院の『バラの花』と呼ばれているステンドグラスのよう。
「綺麗」
ホーッと見惚れていたら、玲人君が嬉しそうに笑った。
「気に入ってくれたようで良かった」
玲人君は箱から指輪を取り出すと、私の左手を取って、薬指にはめていく。
「サイズはピッタリだな」
「指輪……いつ買ったの?」
「瑠璃がここに引っ越してくる少し前だよ。婚約はしてるけど、瑠璃には実感が必要だしね」
悪戯っぽく目を光らせ、彼は念押しする。
「……ありがとう!すごく嬉しい!」
感極まって玲人君に抱きつくと、彼は私の背中に手を回して優しく微笑んだ。