婚約破棄するつもりでしたが、御曹司と甘い新婚生活が始まりました
両親は先にチャペルに向かい、私もドレスや髪を最後にチェックして控え室を出たら、そこに玲人君がいた。
濃紺のタキシードに身を包んだ彼は、王子のようにカッコ良くて思わず見惚れてしまう。
「瑠璃、またボーッとしてる。大丈夫なの?式の流れ、忘れてないよね?」
クスッと笑いながら、玲人君は確認した。
急にそう言われると自信をなくす。
「どうしよう〜!昨日リハやったのに忘れそう」
焦る私を見て、玲人君はにっこりと微笑んだ。
「大丈夫。瑠璃はお義父さんと一緒に俺のところまで来ればいい。後は俺がフォローするよ」
その頼もしい言葉に、少し緊張も解けた。
「ヴァージンロードで転ばないようにしなきゃ」
「そうだね。俺もそれが一番心配」
玲人君は真顔で頷く。
「うっ……そこで同意しないで。また緊張しそう」
濃紺のタキシードに身を包んだ彼は、王子のようにカッコ良くて思わず見惚れてしまう。
「瑠璃、またボーッとしてる。大丈夫なの?式の流れ、忘れてないよね?」
クスッと笑いながら、玲人君は確認した。
急にそう言われると自信をなくす。
「どうしよう〜!昨日リハやったのに忘れそう」
焦る私を見て、玲人君はにっこりと微笑んだ。
「大丈夫。瑠璃はお義父さんと一緒に俺のところまで来ればいい。後は俺がフォローするよ」
その頼もしい言葉に、少し緊張も解けた。
「ヴァージンロードで転ばないようにしなきゃ」
「そうだね。俺もそれが一番心配」
玲人君は真顔で頷く。
「うっ……そこで同意しないで。また緊張しそう」