婚約破棄するつもりでしたが、御曹司と甘い新婚生活が始まりました
玲人君に手を引かれ、リビングの隣にあるバスルームに連れて行かれた。
バスルームには、洗面台がふたつあり、ドラム式の洗濯機が置いてある。
棚や洗面台に置いてあるアメニティグッズやタオルは高級ブランドのものだし、これはおばさまのチョイスだろうか。
欠伸をしながら周りを見ていたら、彼に笑われた。
「眠そうだな。俺も一緒に入ろうか?」
彼らしくないふざけた発言に驚いて一気に目が覚める。
「じ、冗談!」
「冗談だよ。お風呂で寝ないように」
玲人君は私の頭をポンと軽く叩き、バスルームを出て行く。
この状況でよく冗談なんか言えるな。
全然笑えないんだけど……。
いつもの彼じゃない。
やっぱり、私と一緒に住むことになって自棄になってるんじゃあ。
だってまだ二十二歳だよ。
男の人ならもっと遊びたいって思うんじゃないの?
バスルームには、洗面台がふたつあり、ドラム式の洗濯機が置いてある。
棚や洗面台に置いてあるアメニティグッズやタオルは高級ブランドのものだし、これはおばさまのチョイスだろうか。
欠伸をしながら周りを見ていたら、彼に笑われた。
「眠そうだな。俺も一緒に入ろうか?」
彼らしくないふざけた発言に驚いて一気に目が覚める。
「じ、冗談!」
「冗談だよ。お風呂で寝ないように」
玲人君は私の頭をポンと軽く叩き、バスルームを出て行く。
この状況でよく冗談なんか言えるな。
全然笑えないんだけど……。
いつもの彼じゃない。
やっぱり、私と一緒に住むことになって自棄になってるんじゃあ。
だってまだ二十二歳だよ。
男の人ならもっと遊びたいって思うんじゃないの?