一途男子に捕まりました【番外編更新中】
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定時に帰れると思っていたのに、森田君が残業があるみたいなので、私は、会社近くのバーで待つことにした。
そこは、私がよく行っているバーで店長さんにも顔を覚えてもらうくらい来店している。
「あれ~せーかちゃん今日は飲まないの?」
と注文したアイスカフェラテを私のテーブルに持ってきてくれた。
「今日は、人を待ってるんです!
だから飲めないんですよ、洸さん」
と長身で大人っぽいフェロモン駄々洩れのこの男性が、成崎洸(narusaki kou)さん。
ちなみにこのバーの店長さんです。
「ふーん、それは男なのか?」
とからかうようにいって別のお客さんに呼ばれて
「ごゆっくり」といって、私のもとを去って行った。