嘘つき怪盗と正直刑事は高校生

怪盗登場

家に帰ってから頭を整理した。
うちの家は、代々警察官で、僕達3つ子はよく無理難題の事件を解決してきた。

最近は、あの怪盗が有名だ！
その事でよく収集されるが興味が無いので真剣にしない。

それにしても今日は、凄かったな！

3つ子が現れるわ、その3つ子は凄いわ、楽しかったな！

「花猫～！収集がかかったぞー！」

またか

「はーい！今行く！着替えるから待って」

着替えるというのは、部屋着にだまだ制服だったのでこのままいくのシワになるし汚れるから､､､

「母さん行ってきます！」
「はい行ってらっしゃい怪我しないでね」

今日は、美術館に予告が来たらしい。

「今晩９時に☆♡美術館にある。蒼の宝石と、女神の絵と、真珠の壺をいただきに参上する。汚い方法で得た報いを受けろ！ 選ばれたことに感謝するがいい！
怪盗フラワー♥」

という内容だ。毎回思う。あいつらの予告状には、汚い方法で得た、だったり下劣な方法と言ったまるで正義を語るかのような内容が含まれている。

そしてとても上から目線。

僕が守る物は、女神の絵だ。

とても美しい絵。しかもとても大きい。

こんなものを持ち出せるのか？

あっあと30秒で９時になる。


…3、2、1、パチ、パンパン､､､

あたりが暗くなったと思えば紙吹雪のようなものが上から振ってきた。

ほかの場所でそうなんだろう、遠くからも同じ音が聞こえる。

次の瞬間僕の目が捉えたものは、警官が眠らされて残っている警官が1人だった。

そしてその警官は、マジックでもするかのように、絵をどんどん小さくさせていった

「そこの君！何者だ！そこを動くな」

ガチャリ、僕は、拳銃を構えた。

警官はゆっくりと着ていた服を脱いだ。

その下には、怪盗の衣装を着ていた。

色は、緑に蝶の模様が入っている。

顔には、ほかの怪盗とお揃いの片目だけの緑の面をつけている

「お前､怪盗だったのか！動くな！撃つぞ」

怪盗は、小さくした絵を持ち上げて、

「あぁ可愛そうな女神､､､さぞつらかったでしょう。私が持ち主へ返して差し上げましょう。持ち主も寂しがっていましたよ？」

こっちのことはお構い無しか､､､だったら

「おい！怪盗！動くな！大人しく捕まれ」

怪盗は、横を向いたまま、

「はぁうるさい猫ですね少しは、黙っっ」

怪盗は、僕を見て驚いたようだ！でも何故だ何故驚くんだ？

戸惑っている僕の顔を見て怪盗は少し微笑み




「あなたに私を撃つようなことは、できません。あなたは勇気があり、そして賢い」

本当にそうだこの人は、賢い。

ノートや、この人の字、表情を見てればわかる。とても賢く、勇気がありそして優しい声、表情をしているからだ。

「だからあなたに私は、撃てません。捕まえたかったら、今ではなく次の機会に取っておきなしょうね？花猫さん？」




え？

「どうして僕の名知っているんだ？」


しまった！どうしよう､､､

「私は、なんでも知っています。
自己紹介が遅れました。私、怪盗、蝶（ちょう）と申します。では、また今度に」

怪盗、蝶は、窓から飛び降りた次の瞬間羽が生えた。

僕は、天使の羽みたいと思った

多分あの子に惚れてしまった。