僕の姫【短編】
金曜日☆
今日はとく何もなく
つまんなかった。
僕は急に淋しくなって
彼女にメールしようとした。
そのとき
誰かからメールがきた。
誰かと思ったら
彼女と同じクラスの子だ。
“私…
けんた君のこと
ずっと好きだったの。
ゆりなんかより
私けんた君のこと
幸せにできる
自身がある!!
あんなばかな子より
私と付き合ってみない?”
はぁ????
なんだコレ?
僕は無性に腹が立った。
彼女の悪口を言うなんて
許せなかった。
それよりも…
彼女がこのことを知ったら
傷つくに違いない。
とりあえず
返事をしよう。