僕の姫【短編】
僕より前に
彼女が口を開いた。
「狙ってる?
私何か悪いことしたの?!
その子に謝りに行かなきゃ!!」
彼女は何を
勘違いしているのだろう?
思わず
僕や彼女の友達は
笑いだした。
彼女は不思議そうに
「何で笑ってるのぉ?」
なんて聞くから
もうみんな大笑い!!
しまいに彼女は
すねてしまった。
僕は笑いながら
「ごめんね。」と
チョコを渡すと
嬉しそうにそれを食べた。
今日は
夢に彼女の笑顔が
でてきそうだ。