君は嘘つきだ。
…1
「ごめん、俺本当は彼女いたいんだ。」
今彼の電話から、悲しそうな声で
そう言われた。
言葉を失うかと思った。
え、だってうちら付き合って1ヶ月も経つんだよ?!
「え…」
「けど、お前のこと好きだから
誰にも取られたくなくて告白した」
まじか、なんだこのクズ男?!?!
いわゆるうち保険?!うそでしょ?
でも、好きなんだよなぁ
「じゃあ一回蹴りつけてから付き合おう?」
うちまともだよね?
ちょっとびびりがちなうち。
「そんなの嫌だ。すぐ別れるから待ってて」
「うぅ、うん。わかった」
そう馬鹿なうちは、
そんな甘い言葉にまんまと騙される。
「すぐ別れるから」と、今彼に言われて
Twitterの元カノのツイートは残ったまま。
「ねー、真結ー。
こんなん信じていいのー」
夏休みの猛熱日。
部活の整備中、泣きながら訴えるうちに、
優しく声をかける、大西真結。
そんなうちをみて、まただよって呆れながら陸上部仲間の友達が苦笑いをしている。
うちと真結は、陸上部の高校一年生。
真結は、しっかり者だけど、少しなんか頼れない部分もある。
「まぁ、大丈夫だよ!みかのこと
すきなんでしょ?その人」
「そうだけど」
「いちようまっときな」
なんて優しい声掛けしてくれる。
なんて優しい人なの。
今のうちには、女神に見えるよ。トホホ…。
でも、信じていいのか。
いや、でもうちがやってることは
クズ女も同然。
彼女がいることを知っときながら、
別れられないなんて。
今彼の電話から、悲しそうな声で
そう言われた。
言葉を失うかと思った。
え、だってうちら付き合って1ヶ月も経つんだよ?!
「え…」
「けど、お前のこと好きだから
誰にも取られたくなくて告白した」
まじか、なんだこのクズ男?!?!
いわゆるうち保険?!うそでしょ?
でも、好きなんだよなぁ
「じゃあ一回蹴りつけてから付き合おう?」
うちまともだよね?
ちょっとびびりがちなうち。
「そんなの嫌だ。すぐ別れるから待ってて」
「うぅ、うん。わかった」
そう馬鹿なうちは、
そんな甘い言葉にまんまと騙される。
「すぐ別れるから」と、今彼に言われて
Twitterの元カノのツイートは残ったまま。
「ねー、真結ー。
こんなん信じていいのー」
夏休みの猛熱日。
部活の整備中、泣きながら訴えるうちに、
優しく声をかける、大西真結。
そんなうちをみて、まただよって呆れながら陸上部仲間の友達が苦笑いをしている。
うちと真結は、陸上部の高校一年生。
真結は、しっかり者だけど、少しなんか頼れない部分もある。
「まぁ、大丈夫だよ!みかのこと
すきなんでしょ?その人」
「そうだけど」
「いちようまっときな」
なんて優しい声掛けしてくれる。
なんて優しい人なの。
今のうちには、女神に見えるよ。トホホ…。
でも、信じていいのか。
いや、でもうちがやってることは
クズ女も同然。
彼女がいることを知っときながら、
別れられないなんて。