ヘタレとドSとツンデレと
見渡してみると何かのキャラクターや、バルーン付の物など種類は様々だ。
「こんな感じでいかかですか?」
女性店員に声をかけられて確認すると、ミニブーケにまとめられた花たち。
ピンク色のリボンできれいにラッピングされていて、センスのよさが伺える。
「ありがとうございます」
きっと自分で選ぶよりは、いくらか喜ばれる品物が手にはいったのではないだろうか。羽柴は代金を店員へと渡して、ミニブーケを受け取った。