オレ…ハツラツ娘に惚れられちゃいました!?〜【幸平。】番外編〜






でも、好きだったのに気がつかなかった。


いや、違う。
きっと気がつかない振りしてた。


美亜と向き合うのが怖くて。


ずっと逃げてた。


美亜はこんなにも俺を思ってくれていたのに。


自分に素直になれなかった。


俺はドアを握る手の力を強くした。


そして、その手をぎゅっと引いた。




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