オレ…ハツラツ娘に惚れられちゃいました!?〜【幸平。】番外編〜
そんなモヤモヤした気持ちも
全部、美亜のせい。
いつも一緒にいて…
笑いあって…
当たり前になっていた…。
普段、何気なくやっていた事はもうそばにはナイ。
「何しに来たの?」
「幸平くん…あのね…?」
“幸平くん…”
美亜のその何気ない言葉が
胸の中に残る。
美亜は記憶喪失になったあの日から…
もう。
“幸ちゃん”とは呼ばなくなった……。