オレ…ハツラツ娘に惚れられちゃいました!?〜【幸平。】番外編〜
さくらんぼ飴
「幸平くん?」
そう横から声をかけられた。
もちろん横に座っているのは、美亜。
こうやって喋ってると、美亜じゃなく思えてくる。
いつものバカみたいに笑ってる美亜に戻ってほしい。
一人頭の中でいろんな事が巡るなか、美亜が指をさして言った
「ねぇ幸平くん…あれ、食べてもいい…?」
「え……?」
美亜の指先を追いかけると、そこには、さくらんぼ飴のいっぱい入った缶詰があった。