オレ…ハツラツ娘に惚れられちゃいました!?〜【幸平。】番外編〜
その言葉に口がポカンと開く。
つーか何を言ってんだコイツは……?
そんな言葉が頭を何回も駆け巡る…。
「…奈々美から聞いたんだ。」
「そうなんだ…。」
ただ…
その一言しか言えなかった。
人って、こんなにも簡単に忘れてしまうものなのか…?
「美亜ね。全然覚えてないんだ……。」
知ってる。そんな事…。
だけど俺は、言葉を発することが出来なかった。