オレ…ハツラツ娘に惚れられちゃいました!?〜【幸平。】番外編〜
つーか昔から無防備すぎんだろ…?
そんな事を、どこか胸の奥で
思っていながらも俺は美亜の代わりに喋っていた。
「お客さん?一つですよね。…はいどーぞ。」
「え…?」
いきなり俺が出て来た事で、びっくりしたのか男はお好み焼きを受け取ると、
そそくさと、人ゴミに消えて行った。
「おい美亜。」
「なに?」
「学園祭でナンパなんかされてんじゃねーよ。」