オレ…ハツラツ娘に惚れられちゃいました!?〜【幸平。】番外編〜
俺にとって美亜は、幼なじみでもあって…大切な家族でもある。
俺はこの時、本当にそう思っていた。
だけどそれは、思い込みだったのかもしれない。
この感情を誤解していた。
でも俺がこの感情の本当の意味を知るのはもう少し後だった。
何も知らなかった。
気がついた時にはもう遅かったなんて。
なぁ美亜…?
俺は…お前の事を好きなのか?
それとも…ただの幼なじみなのか…?
自分の気持ちなのに分からない…。
それくらい人の感情は複雑なんだと…この時初めて知った。