オレ…ハツラツ娘に惚れられちゃいました!?〜【幸平。】番外編〜
教室に着くと、まだ誰も来てなくて俺と美亜の2人だけだった。
「誰も来てねーじゃん。」
「そうだね…。」
聞いた美亜の声が、どこと無く暗い。
そんな美亜は、いつも通り笑っているみたいだけど…
その表情は悲しげだった。
この感じは前も味わった事ある。きっと…
「美亜…?」
「ん?」
「隠し事してるだろ。」
「えぇっ!?」
突飛な声を上げた美亜は
“ばれてたの!?”と聞くような表情をしている。