春陽くん、私のこと、スキデスカ…??

先生「お昼ご飯中ごめんなさいね西岡さん。
先生今から出張なのよ、悪いんだけどこの本職員室まで運んでくれないかしら?」

ドンッ

怒られなかったからいいものの…、
量が多すぎる気がします先生……!!

『あ、え、あ……』

先生「あら、いいの?助かるわぁ〜!じゃあ頼んだわね〜」


いや先生いいいいいい!!!
かよわい女子にこれはないよっ!

てか初めて喋ったよね?!?!
いや確かに頼めば聞いてくれるで有名な私ですけど!!!!!

誰よ私の名前だしたの?!

頭の中大混乱だよ!!!

うぅ……お昼ご飯がぁぁぁ


泣きそうになりながらチラリと本を見る。

『……仕方ない。
予鈴がなるまでに行かないとなぁ…。』



『よいしょっ……


おっも……!!!!』

てか前見えないし、やばいよ??
ねぇ、誰か助けてよぉぉぉぉ


なんて、人気のない職員室に助けを求めても誰も来ないよねぇ…。
< 12 / 22 >

この作品をシェア

pagetop